富山東高校のすぐ近くに、「グループホーム」、「小規模多機能型居宅介護」、「デイサービス」が一体となった、お年寄りのための建物が完成しました。


敷地の東側には田園風景が広がり、晴れた日には立山連峰が一望できる素晴らしいロケーションです。その景色を居住空間に最大限に取り込めるように、東側に開いたプランとしました。

小規模多機能デイルームからの眺め

2階にある「グループホーム」と、「小規模多機能型居宅介護」のゾーンは、エレベーターホールからそれぞれの玄関を通って、自分の家へ帰ってきたような雰囲気づくりを心がけました。

3つのゾーンにそれぞれ1つずつ設けられたオープンキッチンは、日々の食事の盛り付けやお菓子作りなど、日常生活を楽しんでもらえるように、誰もが使いやすくなっています。

また、お年寄りは、ちょっとした気温の変化で風邪をひきやすいということもあり、浴室や脱衣室などにも床暖房を入れました。冬場の湯上がりや着替えの時にも、あたたかい空間で過ごすことができます。

そして、一生懸命介護をする職員さんたちの休憩室や更衣室も充実させて、働きやすい環境をつくることによって、

「住み慣れた地域、住み慣れた家で自分らしく安心して暮らしたい」

という理念にあったケアセンターになっていくことでしょう。


建 設 地:富山市
構造規模:鉄骨造2階建て
主な用途:グループホーム、小規模多機能型居宅介護、デイサービス
延床面積:1,090m2
竣  工:2012年2月


写真撮影:(株)エスエス北陸



























北陸労働金庫(ろうきん)高岡支店と高岡西支店の統合に伴い、高岡市内の国道沿い(電車どおり)の新たな敷地に計画された新店舗です。

お客様を出迎える低く長い水平な庇を道路と平行に配置し、高くなりがちな店舗を適度なスケールに抑え、圧迫感を低減しました。外廻りは環境に優しい金庫を目指す「ろうきん」の企業コンセプトを具現化するため、外壁の清潔な白色、木製ルーバーの茶色、植樹された緑色の3色でまとめ、開口部には太陽光ガラスや自然通風確保のためのスウィンドゥを使用しています。また内部は誰もが気軽に立ち寄れる「まちCafe」の軽やかな明るいイメージで創られています。

新しい店舗は疾走する路面電車・万葉線のアイトラムと重なることで、高岡の新しい景色となるよう期待しています。