富山県立大学内に建設された学生会館は、県産木材利用促進のシンボルとして整備された建物で、構造材・造作材・下地材に県内各地域の県産スギ・ヒノキをふんだんに使用しています。また、県内で初めて県産スギCLT(直交集成材)を耐力壁として採用しています。
十二角形のホールは、床・壁に県産スギを使用し、県産スギ集成材の梁と柱による広い空間は、学生交流の拠点となり、地域貢献も期待できます。2階建の各諸室は、CLT耐力壁表シ・県産スギ造作材を使用し、温もりと安らぎのある建物を目指しています。
また、談話コーナーでは、県産スギの仕上材・造作材の他に、城端しけ絹を壁・天井に採用し、県産材料を訪れる人々にアピールしています。(設計監理:三四五・福見設計共同体)
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建 設 地:射水市黒河
構造規模:木造2階建て 主な用途:学校 延床面積:860m2 竣 工:2019年3月 写真撮影:(株)エスエス北陸 |