役割を終え、解体される運命であった1925年建設の水力発電所が、「下山芸術の森」という文化施設の中心となる美術館へ再生されました。そのコンセプトは、極力全体をあるがままの状態で保存し、発電所の痕跡を残しながら、美術館として生まれ変わらせることでした。外壁にはほとんど手を加えず、元々あった発電タービンの一部やクレーンは残され、タービンにつながっていた導水管も錆びた内面をむき出しにし、発電所として経過した時間と痕跡を残しています。


建 設 地:入善町
構造規模:組石造・木造・RC造
一部2階建
主な用途:美術館
延床面積:1,178m2
竣  工:1995年3月